勉強時間の確保(1)

 大学の通信課程では、社会人として働きながら勉強を行なっている方が多いです。私自身、慶應通信で学んでいた時期は、大阪府内の保健所に勤務しておりました。(今は薬剤師をしています)。多くの大学の通信課程は「働きながら学位を取得できる」というのをウリにしているため、「勉強は厳しくない」とか「簡単に単位が取れる」というイメージを、大学側にとって不本意かもしれませんが、受験生・志望者に与えてしまっています。慶應通信も働きながら学んでいる人が多いです。でも、決して簡単でないことは、新入生のみんなは気付いていることでしょう。
 米国憲法史の阿川尚之教授は、通信生を対象にした講演会でこうおっしゃったそうです。「私は慶應を二度中退しました。慶應大学を卒業するよう同僚の教授に勧められ、慶應通信に入学しましたが、勉強が大変でどうしても卒業できませんでした。ですからその慶應通信を卒業なさった皆さんを尊敬申し上げております。慶應通信の皆さんからのご依頼であったのでどうしても講演をお引き受けしたかった」と。そんなレベルです。(※ただし、この発言には明確なソースがありません。真偽は本人から確認してください)
 しかしながら、慶應通信は卒業できます。私は高校中退で大検(高認)を経て大学に入学していますし、一部を除いて、多くの学生は「天才」というより、「コツコツやってきた一般人」という印象を私は持っています。
 前置きが長くなりましたが、卒業するために、一番言っておきたいことは、タイトルにもありますが「勉強時間の確保」が大切です。
 「せっかく大学生になったんだからバイトもしたいし遊びたいしデートもしたいし部活もやりたい…」と考えている若い方は多いと思います。「社会人が多いから、自分も働いてみたい」と。
 でも、先ほど私が申しましたように、慶應通信は簡単ではありません。難しい問題に取り組むためには、我々のような凡人は、人より時間をかけて勉強せねばなりません。慶應や早稲田(通学課程)、上智、国際基督教、旧帝国大学などに通う一流の大学生にはどう足掻いても敵いません。彼・彼女らを前にして、我々は指を咥えるしかないのです。我々は、彼・彼女らがバイトやクラブをしている間、その時間を勉強に充てるしかないんですよ。朝早く起きて勉強して、夜も勉強するしかないんです。
 近々入学式を迎えられるみなさん。入学して1年、2年経って初心に返りたいと思っているみなさん。頑張りましょう。
 私は先日、京都橘大学の通信教育課程(心理学専攻)を卒業しました。私には理想があって、それに向かって進んでいます。みなさんも、それぞれの理想に向かって、ともに歩んでいきましょう。

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